入力された文字が、英小文字なのか、英大文字なのかを判定する問題です。
提出
x=input()
if x.isupper()==True:
print('A')
else:
print('a')
Pythonのisupper()メソッドを使用することで、大文字か小文字かを判定できます。
if文で判定し、大文字の場合は「A」を、小文字の場合は「a」を返します。
isupper()メソッド islower()メソッド
isupper()メソッド、またはislower()メソッドを用いることで、文字列がすべて大文字か小文字かを判定します。
str.isupper()
#strが大文字ならTrue
str.islower()
#strが小文字ならTrue
そのほか、ASCIIコードを用いて解くこともできます。
提出
a = ord(input())
if a < 97:
print('A')
else:
print('a')
入力した文字列を一度、ASCIIコードに変換し、97以下であれば「A」を返します。
英大文字のASCIIコードは「65~90」、英小文字のASCIIコードは「97~122」となっています。
ASCIIコード
コンピュータは二進数で処理を行うため、文字データも数字に置き換えて処理します。
特定の文字を表す数字を文字コードと呼びます。
ASCIIコードは、アルファベットや記号などを中心とした文字コードです。
ord()関数 chr()関数
Pythonでは、ord()関数とchr()関数を用いて、文字とASCIIコードの変換ができます。
print(ord('a'))
# > 97
print(chr(97))
# > 'a'